過去の動画では、「スティックのリバウンドを利用して叩く」という「合理的で楽な方法」を主に紹介して来ましたが、「練習」という面から考えた場合、それでは全く足りません。
本番より楽な状態で練習していては、本番で実力を発揮する事は出来ないからです。
特に、セットドラマーは「リバウンドに頼らない」方法を、同時に身につけて行かなくては、本当に上手くはなれません。
そして、「リバウンドに頼らない」方法の究極、かつ、手を痛める心配がないのは、「素手で叩く」事なのです。(*1)
また、何故なのかを、詳しくは述べませんが、素手の練習によって、スティックを持つ「手や腕」の「基本的な動き」が改善されますから、スティックワークにも余裕が生まれます。
何より、素手練習なら、いつでもどこでも、時間さえ空けば出来ますから、練習時間を、倍以上に増やす事が出来るのです! これこそ、素手練習の最も優れた点です。
素手による練習を取り入れない手はないと思いますが、いかがですか?
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