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★ 上達のための最重要練習法:加減速練習


大昔から存在し、特に、クラシックやマーチングの分野では「基本中の基本」「常識」となっている練習法です。(*1)

実際、多くの欧米ドラマーが、ドラムソロやクリニック・教則ビデオの実演で、この練習法をそのまま利用しています。

ところが、現在の日本では、この練習法を知らずに「速く叩けない」「なかなか上達しない」と言っている人が多すぎると感じた(*2)ので、方法を動画で公開する事にしました。

この練習をせずに上達するのは、ほぼ不可能ですので、今までやっていなかった人は、今日から早速始めて下さい。



*1 欧米のドラムコー等でルーディメンツを勉強した人なら、必ず知ってます。
 事実、下記ページのリンク先にあるルーディメンツ実演動画は、すべて、このやり方で紹介されています
 The 40 Essential Rudiments



*2 少なくとも、昭和時代までの日本のアマチュアドラマー達には、常識的に知られていたはずなんですけどねぇ…(^-^;



↑に動画が表示されない場合、こちらをクリックすれば動画が見られます


ちなみに、今回の動画では、グラッドストーン奏法やモーラー奏法のシングルストロークを題材にしていますが、これらの題材は、まったく重要ではありませんので、念のため。

重要なのは、加減速練習なら、どんな音符にでも応用出来るという事です。

フィルインやリズムパターン、手足のコンビネーション、4ウェイ等々、ありとあらゆる音符が、このやり方で練習できます。

加減速練習で出来ないのは、タイムキープの練習だけと言って良いでしょう。

しかも、「テンポを動かす」という事が理解出来れば、「テンポを一定に保つ」という事も、より正しく理解できるので、実はタイムキープにさえ、良い影響が出るのです。


従って、この加減速練習は、ドラマーにとっては絶対に知っておかなくてはならない、否、まず最初に知るべき練習法なのです。(*3)

この練習法によって身に付くのは、まずは、スピードです。

ゆっくりな速度から、徐々にスピードアップしていく事によって、確実なスピードが身に付きます。

ハッキリ言って、一般的な音楽しか演奏しないなら、プロレベルでも、この練習だけでスピードは充分足ります。(*4)

また、幅広いテンポの様々な動きを体験する事になりますので、コントロールが身に付きます。

さらに、速度を落としていく際には脱力が不可欠なので、繰り返して行くごとに、徐々に脱力していく事が出来ます。

そして、スピード、コントロール、脱力が身に付けば、当然、持久力もアップする事になります。

また、セットでも、練習台でも、素手・素足でも、メトロノームが無くても、どんな状況でも、いつでも行える方法です。

「下手なままで良い」という人以外は、やるしかないでしょう。




*3 僕の最初の師匠である、ジミー竹内先生の教則本でも、基本練習の2ページ目で、一つ打ち(シングルストローク)と二つ打ち(ダブルストローク)の練習法として紹介されていました。
 なぜ、忘れられてしまったのでしょうか?




*4 実際、日本のプロドラマーの大多数は、ストーンキラーなんてやった事がないし、興味もないでしょう。
 本来、リバウンドだ、ストーンキラーだ、モーラーがどうした・・・なんて言うのは、加減速練習を散々やった後で、どうしても自分のスピードやコントロールに不満がある人だけが考えれば良い事なんです。
 しかも、モーラーやグラッドストーン等の奏法や、ルーディメンツも、結局は、加減速練習で行う事になるわけですし…。


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