これは本当に凄いドラマーが出てきたぞ!と喜んだのですが、残念ながら、最近はあまりパッとしないようで、特に注目していないという人の方が多いんじゃないでしょうか?
確かに、なぜかは分かりませんが、80年代後半以降、ドラムマシンみたいなベタベタした音になってしまい、抜群だったグルーヴも、さほどでもなくなってしまった感(*2)があります。
けれども、教則ビデオ『エクスプレス・ユアセルフ』の映像の中に、僕は、とんでもないものを見てしまったんですよ!
教則ビデオ自体は、インタビューとデモ演奏が交互に淡々と続くばかりで、肝心の演奏も、あまり良いプレイとは言い難いものが多く、正直、かなり退屈なんです。
でも、ちょっと落胆しながら見ていた僕が“ぶっ飛んだ”のは、画面の隅にオマー・ハキムの右足がアップになった時。なんと「キックでゴーストノート」を入れてるんですよ!
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