させているのを見た事がありませんか?
女の子の場合は、イスの座面横を両手で掴みながら、両足を同時にピョンピョン跳ねさせている事が多いです。(*4)
ところが、あまり「みっともいい」動きではないので、当然、周囲の大人から怒られるわけです(^^;。それで、だんだんやらなくなって、大人になる頃には忘れてしまうんですね。
でも、ロックドラミングには、この動作は必須なのです。
特に、ツーバスの場合は、上半身に影響しない、この踏み方じゃないと、ドラミング自体が、ほぼ不可能です。
童心に帰って(?)「ナワトビ」からやってみて下さい。ロックドラミングのキックの原点は、間違いなく、ここにあります。
もちろん、踏み方が分かっただけで、いきなり高速で踏めるようになるわけではありません。練習は絶対に必要です。
けれども、今までキックで苦労していた人なら「こんなに楽に踏めてしまうのか!」と、誰もが驚くはずです。
「いや、自分は今後も苦労し続けたいので」という人以外は、チャレンジしてみてはいかがでしょう?
*2 動画でも説明していますが、ナワトビの時、人間は「足のつま先」だけで、全体重を受け止めるだけでなく、何度も空中に跳ね上げ続けています。
その時、「足首」や「ヒザ」や「股関節」は、着地の衝撃を吸収する「クッション」としての役割が主になっています。
これは、たとえば「ハイジャンプ」のような「一回だけ大きく跳躍」する時とは、力の使い方が全く異なるという事です。
そして、ドラムを叩く時の身体の使い方が「一回だけの大跳躍」より「小さく回数多く跳ぶ」方に近い事は、誰でも分かるのではないでしょうか?
しかも、イスに座っているので、キックペダルに全体重がかかる事はありません。脚にとっては「楽勝」な条件です。
ドラムのために脚力を鍛える必要など、全くありません。
*3 イスに座った時、人間の上半身は、「脚の上」には乗っていません。
人間は、「骨盤の一番下」にある、「坐骨」でイスに座っています。
「脚の付け根」である「股関節」は「坐骨より高い位置」にあるので、イスに座っていても脚は自由に動かせるのです。
*4 これも女の子特有ですが、立ったまま、机や戸棚等に掴まって両足同時にピョンピョン跳んでいる子も、よく見ます。
子供というのは「ピョンピョン跳ぶ」動作が本当に好きなんですね(笑)。
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