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★ 実用ダブルストロークの原理と練習方法 (マッチド・グリップ)


ダブルストロークには何種類ものやり方がありますが、ジャズやロックの楽曲中で、実際に使用されるのは、バズロールの原理を応用した方法である事が、ほとんどです。
 (※バズロールが出来ない方は、先に、こちらの動画をご覧下さい)

特に、スネアやハイハット上では、99%以上、この方法で行なわれていると言っても、過言ではありませんので、僕は、これを「実用ダブルストローク」と呼んでいます。

習得も楽なので、バズロールが出来る人は、ぜひ、チャレンジしてみて下さい(^^)。




↑に動画が表示されない場合、こちらをクリックすれば動画が見られます


最初は、動画のように「指2本だけでスティックをグリップ」して、バズロールを行ない、指でスティックを挟む力を、どんどんゆるめて行きます。

すると、バウンドの数が減って行って、やがて、バウンドが2回だけになるポイントがやって来ますので、まずは、その状態を安定して維持出来るように練習します。

それが出来たら、今度は、腕のストロークを速くしたり、遅くしたりしながら、同時に指先の力を調整し、どんな速さでもダブルが維持出来るようにします。

2本指のダブルをマスターしたら、次は、中指を加えた3本指の状態で、同じ事をします。(指の数が増えた分、さらに力をゆるめる必要がありますが、コントロールは楽になります)

3本指でも出来るようになったら、動画の後半のように、シングルストロークとダブルストロークの切替練習をします。
(4本指,5本指でも同じように練習して下さい)

ここで大切なのが、シングルとダブルでは、ストロークの高さや、手首と腕を使う割合、グリップまで、すべてが変わる(だからこそ、シングルとダブルが切り替わる)という事実を、しっかり認識した上で練習することです。

シングルとダブルを自在に切り替えられる所までマスターすれば、実際の演奏に、どんどん活用できるはずです。

・実用ダブルストロークの利点と欠点
 最大の利点は「習得が楽」だという事ですが、粒が揃えにくい、タムなどリバウンドが弱い楽器では使いにくい、大音量が出せない等々、欠点も沢山あります。
 ただし、ジャズ・ロック・ポップス等の楽曲で使われるダブルストロークは、ほとんどがスネアか、ハイハット上で行なわれるため、この「実用ダブル」さえマスターしておけば、困る事は滅多にないでしょう。


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