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★ キック:高速連打のやり方(足グラッドストーン奏法)


実は、ポップス・ロック系のドラミングで使うバスドラムの奏法は、基本的に、たった3種類しかありません。

「単打」と、「2連打」と、今回紹介する「高速連打」です。

この3種類さえ身につければ、ポップス・ロック系の大部分の楽曲に対応する事が出来ます。(*1)

そして、今回の「高速連打」は、手のグラッドストーン奏法の原理を、足とペダルに応用したものです。

まずは、動画を見て下さい。キーワードは「ナワトビ」です。








*1 「高速の片足3連打以上」がある楽曲だけは対応出来ませんが、実際には、ほとんど存在しません



↑に動画が表示されない場合、こちらをクリックすれば動画が見られます


この踏み方を身につけるには、まずは、ナワトビの動作を実際に行なってみて、脚の各部分が、どう使われているのかを、じっくり観察してみる事が大切です。(*2)

そして、動きの主体は、あくまで「つま先」(指と、その付け根)で、上半身はもちろん、太ももやフクラハギ、足首は、意外にリラックスしている事実を、しっかり把握して下さい。

ここが納得できてないと、今回の踏み方は出来ません。

そして、立った状態での「ナワトビ」の動作を、しっかり把握したら、それを今度は「イスに座った状態」でやります。

ところが、ここが難関で、イスに座った途端に、ナワトビの動作が出来なくなってしまう人が大変多いのです。

原因の一つは、上半身を後ろに倒して、脚を太ももから引っ張り上げて「浮かそう」としてしまう所にあります。

これをやってしまうと、座った状態での「脚だけナワトビ」の動作は、絶望的に出来なくなってしまいます。

座った状態では、上半身の重さは脚にはかからないのですから、「脚を浮かそうとする」必要は全くないのです。(*3)

上半身はイスの上にまっすぐ乗ったまま、脚だけを、地面の上で跳ねさせれば良いのです。

実は、この動きは、7〜8才位までの小さな子供達にとっては「お得意」の、「お気に入り」の動作だったりします。

お行儀の悪い男の子が、「イスに座ったまま脚をバタバタ」させているのを見た事がありませんか?

女の子の場合は、イスの座面横を両手で掴みながら、両足を同時にピョンピョン跳ねさせている事が多いです。(*4)

ところが、あまり「みっともいい」動きではないので、当然、周囲の大人から怒られるわけです(^^;。それで、だんだんやらなくなって、大人になる頃には忘れてしまうんですね。

でも、ロックドラミングには、この動作は必須なのです。

特に、ツーバスの場合は、上半身に影響しない、この踏み方じゃないと、ドラミング自体が、ほぼ不可能です。

童心に帰って(?)「ナワトビ」からやってみて下さい。ロックドラミングのキックの原点は、間違いなく、ここにあります。

もちろん、踏み方が分かっただけで、いきなり高速で踏めるようになるわけではありません。練習は絶対に必要です。

けれども、今までキックで苦労していた人なら「こんなに楽に踏めてしまうのか!」と、誰もが驚くはずです。

「いや、自分は今後も苦労し続けたいので」という人以外は、チャレンジしてみてはいかがでしょう?




*2 動画でも説明していますが、ナワトビの時、人間は「足のつま先」だけで、全体重を受け止めるだけでなく、何度も空中に跳ね上げ続けています。
 その時、「足首」や「ヒザ」や「股関節」は、着地の衝撃を吸収する「クッション」としての役割が主になっています。
 これは、たとえば「ハイジャンプ」のような「一回だけ大きく跳躍」する時とは、力の使い方が全く異なるという事です。
 そして、ドラムを叩く時の身体の使い方が「一回だけの大跳躍」より「小さく回数多く跳ぶ」方に近い事は、誰でも分かるのではないでしょうか?
 しかも、イスに座っているので、キックペダルに全体重がかかる事はありません。脚にとっては「楽勝」な条件です。
 ドラムのために脚力を鍛える必要など、全くありません。






*3 イスに座った時、人間の上半身は、「脚の上」には乗っていません。
 人間は、「骨盤の一番下」にある、「坐骨」でイスに座っています。
 「脚の付け根」である「股関節」は「坐骨より高い位置」にあるので、イスに座っていても脚は自由に動かせるのです。







*4 これも女の子特有ですが、立ったまま、机や戸棚等に掴まって両足同時にピョンピョン跳んでいる子も、よく見ます。
 子供というのは「ピョンピョン跳ぶ」動作が本当に好きなんですね(笑)。


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