ところが、このTOSCOの20インチは難しい楽器でした。当時やってたのは、ポップス〜ハードロック系の音楽だったから、ピッチの低いライドは合わないんですよ。
しかも、バンドの中で叩いたらパワーも足りなくて、ただでさえピッチが低いから全然音が通らない…(泣)。
デモ・テープの録音で何度か使いましたが、結局、手放しちゃいました。もう手放した経緯も忘れてて、行き先不明です。
手放したのを後悔しだしたのは、ここ数年、ブルースを好むようになってから。あの渋くて控えめなTOSCOは、ロック系では使えなくても、静かなブルースなら使えるかもしれない!と思って。
しかも、使い込んで汚してたら、かなり良い感じになっていたかも…と思うと、「あ〜、手放さなければ良かったぁ〜」と、つくづく後悔してしまうわけです。
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